CHARITY REPORT -2023-


2024年3月3日で2周年を迎えました。 ライブへ足を運んでくださる方々、陰ながらに支えてくださる方々、どんな形であっても応援してくださる皆さんに感謝しています。 ありがとうございます!

2023年の活動収益の寄付が完了しましたのでご報告させていただきます。今回は寄付先を3つに絞り、71,921円を等分配致しました。

耳に微炭酸
耳に微炭酸 初単独ライブにて

義援金および寄付先

以下を選択すると、選んだ想い等が表示されます。
元旦に起きた、まさかの震災。いつもなら新年を喜び合うはずが、波乱の幕開けにとなり、ただならぬ不安に駆られた人も多かったのではないでしょうか。
震災後しばらくは、恐怖に怯えて落ち着きませんでした。「いつ来るかわからない」つい忘れてしまいがちだけれど、当然のことを元旦に突き付けられました。
友人のご実家が被災しており、友人から生の話を聞く度に、その被害の実態に言葉を失いました。

それと同時に、地震に対する備えが甘過ぎたことも自覚でき、防災グッズを見直したり、避難方法等の知識も少しずつ増やしているところです。
国内観測史上最大級の地震、東日本大震災から今年で13年が経ちましたね。死者・行方不明者は2万2200人以上に上り、ここには関連死も含まれており、今なお増え続けていて、27000人近くの方々が避難したままです。13年が経った今でも決して「過去」の出来事ではないのだと、思い知りました。
特に原発事故のあった福島県では、0ではなくマイナスからの復興であり、風評被害や廃炉問題も抱えており、インフラを元に戻しても人が戻ってこないという難しさがあります。本当に長い道のりですね。

壊滅的な被害のあった能登半島も、東日本大震災の復興過程から学べることがたくさんあるはずです。
地震は起きてほしくはないけれど、遠くの知らない誰かを悼み、思いを馳せ、助け合い、これ程までに国民の心が一つになる出来事は他にはないとも思います。
日本にいる限り、地震からは逃れられません。日頃から、お互い様・助け合いの精神を忘れたくないなと思いました。
被災された方々が、一日も早く平穏な日々を過ごせるよう、願っています。

令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/suitou/gienkinr0601.html
こちらはNGOの活動を支える中間支援組織です。

日本のNGO・企業・政府、そして個人が対等なパートナーシップのもと共働し、紛争や災害から発生する世界の人道危機にスピーディで効果的な支援を届けています。
情報やノウハウのみならず「資金」の仲介機能も担っており、政府も参画するという、世界でも類を見ない独自性のあるネットワークだそうです。

災害ごとに、必要とされる支援ニーズは異なるので、1つの団体では解決できない問題に対して、専門性を持った団体が集まることで、その強みや資源を活かし、最適化して対応していくことが出来るのはとてもいい考えだと思いました。
災害、紛争への支援は緊急を要します。一刻も早く届けるための方法として、こういったプラットフォームの必要性も感じました。

戦争のことを時々調べていますが、本当に残酷です。大人の争いに理不尽に巻き込まれてしまう子どもたち。どうか支援が行き届きますように。
自分達には寄付することしかできませんが、現地で動いてくださっている方々に尊敬と感謝の気持ちを贈ります。

ジャパン・プラットフォーム
https://www.japanplatform.org
耳に微炭酸は子どもの支援に重きを置いていますが、今回は教育に特化したNPOを選びました。

予測不能な変化が起きる時代。生涯学び続ける「意欲」と変化の激しい時代を楽しみ、チャンスに変える「創造性」があれば、自ら人生を切り拓き、豊かに生きていけるという理念のもとに、教育の機会を提供しています。
しかし、生まれ育った環境に左右され、目には見えない「きっかけ格差」があります。
自己責任論で片付けず親と学校に丸投げもせず、10代を社会全体で育む新しい当たり前を創っていく必要性から、様々な取り組みが行われています。

カタリバが大切にしていることの一つに「ナナメの関係」があります。ヨコの関係にある友だちとは自他ともにラベリングしあい、傷つきやすく、タテの関係にある親や教員に対しては、依存心と自立心の間で揺れ動き、重要なことは話せない。だから利害関係のないナナメの関係が大切なんですね。

身近に歳の近い先輩や、気軽に話せる大人、憧れる存在に出会えたら、きっと思い描ける進路も変わってくると思います。
日本の子どもたちは自分のことを消極的に捉えていることが多いですが、自分の持つ可能性のイメージが変われば、身の回りの出来事の捉え方が変わり、自分をもっと伸ばしていけるのではないかと思います。

多くのものを失った被災地の子ども
色んなものを諦めてしまう貧困家庭の子ども
過疎地で経験が狭まってしまう子ども
不登校で行き場のない子ども等

どんな環境であっても、学べるチャンスを与えてほしいと思います。カタリバの理念に共感して、寄付しました。
子どもを支えることは、未来への投資です。社会を通じて結局は自分に還ってきます。それが先を生きる大人の役割だと思っています。

認定NPO法人カタリバ
https://www.katariba.or.jp

収支

<収入>

項目 金額 備考
物販 ¥86,100 CD、Tシャツ等
出演料 ¥81,868 寄付、投げ銭 含む
繰越金 ¥153
合計 ¥168,121

<支出>

項目 金額 備考
製作 ¥51,200 グッズ、配送料、映像
ライブ準備 ¥45,000 出演料、フライヤー等
義援金および寄付 ¥71,921 内訳詳細は上記
合計 ¥168,121